鮨を食べに行く (前編)
なんとか時間が出来たので、目黒に向かう。毎日、大したことをしている訳でもないのに、細かいことで忙しい。世の中の多くの人々が忙しい忙しいと生活するのを横目に「暇で暇で・・・」と言いながら生きて行くのが理想なのに、月に1度のお楽しみを堪能する時間もぼやぼやしてるうちに無くなってしまう。そう思って後回しに出来ることは後回しにしてとにかく寿司いずみの暖簾(実際暖簾はない)をくぐった。
まずはつまみ編
冷汁は夏の名残りのひと品ということだが、元来私は何故冷えた味噌汁を飲まなければいけないのか理解に苦しんでいた。そのため初挑戦だが、軽く火が入ったなめろう団子が絶品で、一遍に冷汁ファンになった。バルサミコ酢をたらしながら食べるのもまた一興だ。
出し巻きは海老の風味と歯ごたえがよく、赤山椒のピリッとした爽やかさが旨くマッチングしていた。
〆鯖は酢洗いのようにほんのり酢が香るだけ。脂がのって旨い。
肝焼きは海藻の香りと肝のやわらかな苦味とハプリプリした歯ごたえが絶妙。
鮎の頭は、これで最後だとのこと。4月から始まる鮎の季節には必ず鮎の握りを食べさせてくれるが、このとき落とした頭を紐に駆けて干してある。それをこんな風に料理してくれるが、噛むと微かに川海苔の香りがする。
鮪の血合いは焼くと牛肉のよう。親方考案のタレが良く合っている。薄く切った梨と一緒に食べると、くどくならずにさっぱりといただける。ちょっとみ焼き肉を食べている感じ。
真鰯の刺身。パッションフルーツの果汁をちょっとかける。塩〆してあるので、醤油はいらない。鯖、秋刀魚、鰯の前は素通りできないひかりもの付きとしては、大満足。脂の載った最高の鰯だ。
つづく・・・(次は寿司編)
by oishiimogumogu
| 2010-09-17 06:50
| 旨い店
酒・食・器そして旅のたわごと・・・
by oishiimogumogu
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
最新の記事
なんだか良く分からなくなるほ.. |
at 2012-11-28 13:36 |
なんだか良く分からなくなるほ.. |
at 2012-11-25 11:09 |
なんだか良く分からなくなるほ.. |
at 2012-11-20 20:20 |
なんだか良く分からなくなるほ.. |
at 2012-11-14 09:50 |
なんだか良く分からなくなるほ.. |
at 2012-11-10 12:45 |
ライフログ
以前の記事
2012年 11月2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
お気に入りブログ
ご利用はご計画的に。ご利用はご計画的に。
+nao日記+
独り言
ペルめし。ラテめし。
ハギーの日和見日記
ひろ窯ブログ
Link
カテゴリ
全体日々の食卓
つくろうシリーズ
旨い店
旅
器・食器・調理器具
酒・酒器
music
Photograph
その他