銀座で鰻

 「やっぱり、鰻重は筏(いかだ)ですか?!」あいさつ代わりにそんな事を言われる。以前に書いた鰻の記事を読んで言って下さるようだ。こっちも「筏です!」と、力強く答えなければ、相手の期待を裏切るような気がしてしまう。だから、誠意を持って「筏です!」と、言わせていただく。そんな会話をこのひと月ぐらいで5~6回はしたように思う。
 “問題”と、言う訳ではないが、これはちょっと不思議な現象だと思った。組織に所属せず、有名人でも著名人でもない私が、ひと月に会う人の数なんてたかが知れている。その中でブログをたまにでも読んでくれている人は、何人いるのか。それこそ5~6人がいいところだろう。だが、その全員が記事を読んで異口同音に同じ反応をしたのだから、前代未聞の珍事であろう。

 9月もそろそろ終わろうかという週末に、鰻をごちそうになった。店は銀座にあって、開店して3カ月ほどのほやほやの鰻菜詩(ウナシーと読む)というおしゃれな名前の店だった。昨今の鰻事情の悪いさ中の開店とは一体どんな店なのだろうか。興味津津出かけてみた。
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 日頃慣れ親しんでいる鰻重を出す店ではなく、おしゃれな鰻のコース料理。集まった8名で、昼からビールやら日本酒やらワインやら・・・。
 半分酔っていただいた「ひつまぶし」。実は、鰻重とひつまぶしは選択するシステム。どうしようか迷ったが、まさか“筏”じゃない鰻重を選ぶ訳にはいかず、ひつまぶしにした。浜名湖に養殖場を持つこの店の自慢の鰻は、肉厚なのにこってりし過ず香ばしく焼いてあった。たれも甘過ぎず、この鰻に合っている。丼の鰻とご飯を頬張って、そのあと出汁をかけて茶漬けにする。その出汁が旨かったので、鰻重にしなかったことへの未練はない。この日の料理をコーディネートして下さったお店の総支配人の方から、他にも美味しいメニューがある事を聞いて、そのうちまた出かけたいと思った。

 この日は、私の“研ぎ”と“器目利き”のお師匠様方が主催し、大病を乗り越えた大人(だいじん)の為の会であった。久しぶりにお目に掛った先生は、お元気そうであったので、お師匠共々、ひと安心とホッとした次第。
 また、以前からお噂を伺っていたA女史にもお目にかかることが出来、楽しいひと時であった。

 ありがとうございました。

 




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by oishiimogumogu | 2012-10-09 11:07 | 旨い店


酒・食・器そして旅のたわごと・・・


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