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おかげさまで☆

 未明にお世話になった方が、亡くなりました。つい先週会ったときは元気でした。だから、急で驚いて、なんと言えばいいのか分かりません。こんなこともあるのだ・・・と、思いました。それ以上は、ほんとに言葉がでて来ません。

 昨日、最後にUPしたブログ記事で、100になった。悲しくて残念なこともあるけど、『100も記事を書いた』ことをささやかにお知らせしようと思った。


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    ほんとうに、どうもありがとう




これ聴いてください
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by oishiimogumogu | 2010-09-30 19:07 | その他

人生の初物 その4


 江戸時代、天ぷらは屋台の流しが主流だったという話を聞いたことがある。現代に置き換えればファーストフードど云ったところだろう。江戸前のネタなんか、目の前の海でいくらでも獲れた。それを天ぷらに揚げて庶民は気軽に食べられたのだ。いい時代だ。当時は、箸なんか出さず手づかみだったらしい。帰り際、油で汚れた指を屋台の暖簾の端で拭いてゆく。それで、天ぷら屋の暖簾は油で黒光していたそうだ。 
 
 何かを食べに連れて行くと、二人の親に私は決まってひとつ、講釈をたれることにしている。今回は、そんな話をした。歳も歳だから二人とも、いつまでもその時の講釈が何であったか覚えているわけではない(言った本人も忘れてしまっていることもある)。だが、何か面白い話を聞いたと云う印象は残っていて、それを引き金にあの時食べたあれは美味しかったという話になっているようだ。最近は冥土の土産にこんな話ばかりしたら、先に逝った人に怒られると嘯いている。


f0238572_19231537.jpg                  鮑の酒蒸しとトコブシ







       
       折敷に酢橘が置かれ、わくわくする。
      いよいよ松茸登場!







                    天然しめじと舞茸





                  

                    珍しい栗の天ぷら










「なにか、もう一度食べたいものはございますか?」と、ここで主人からアンコールの希望を聞かれる。母はもう入らないと云うが、父は海老、私は当然、櫨をリクエストする。
 
 でもまだ終わらない。
「アタシ、鮑大好きよ。これはクリーミーだわ。酒蒸しだからかしら。トコブシは、アンタ食べて頂戴。お腹いっぱいだけどアタシ、次のも食べたいから。」
 折敷に酢橘が置かれた。いよいよである。
「あら~、お父さん松茸よ。大きいわねぇ。香りがたまらないわぁ。」
「初物だよ。どうやって食べるんだい?」
「このしめじ、栽培のじゃないわよ。舞茸も。デパートに行ったって売ってないわ。舞茸、アンタ食べなさい。」
「これは、栗か。へえ、これも初物だ。」
 〆は、お願いして、大星丼を軽く食べさせてもらった。大根降ろしに天つゆを吸わせて、それを乗せて食べるのだ。ご飯には小柱の天ぷらと、松の葉こんぶが乗っている。前回連れて来ていただいたときに、味をしめた大星丼は、お腹いっぱい天ぷらを食べた後でもいただける。蜆の赤だしも旨かった。
 最後のデザートは、前回同様、私は2種類頼んだ。無花果と巨峰である。父はミルクティー。母は抹茶。このシャーベットが、また絶品だったりする。いつか全種類頼んでみたいものだ。
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「ホント、美味しかったわねぇ、お父さん。アタシ、また来たいわ。でも、ここまで来るなら車じゃなきゃねぇ。」そう言って、母が目で圧力をかけてくる。「運転手をせい。」と、云うことなのだ。「ハイハイ、わかりましたよ。」一応、そう返事をしておいた。
 
 帰り際、父が「初物」と何度も云ったのをふと思い出した。聞くと、それは今年初めてと云う意味ではなく、「人生の初物」ということだと言った。
 80歳を過ぎても、尚「初」に出会えるとは、何と幸せなことか。ずっと、真剣な職人の表情だった、ご主人がそれを聞いて、「ありがとうございます。」と言って笑った。
 
 外へ出ると、雨はすっかり止んでいた。私は、二人を乗せてサンルイ島を経由して、帰路に就いた。

<おしまい>

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by oishiimogumogu | 2010-09-29 20:35 | 旨い店

人生の初物 その3


 あれが旨い。これも旨い。そんな会話の合間に、突如母親の愚痴が始まる。お父さんは、この間こうだったとか、ああだったとか・・・要するに父に対する母の不平不満なのだ。私も天ぷらに夢中で右から左へ聞き流している。同意を求められても面倒臭いので上の空の空返事だ。すると、そういう素気ない態度にも腹が立つらしく「本当に、おまえはお父さんにそっくりだよ。薄情で。」と、云うことにされてしまう。車で10分足らずの所に住んでいるのに、滅多に実家に帰って来ない私への腹いせも含まれているのである。
 父は黙って、主人の鉄箸の先が繰り広げる油と衣が織りなすドラマに見入っていた。そのうち母も諦めて、再び目の前の御馳走に専念する。毎回このパターン。これが恥ずかしながら我が家の進歩のない姿なのである。

「だけど、ここは、ネタがいいねぇ。」ほとぼりが冷めた頃、父がつぶやく。


f0238572_18272041.jpg銀杏とピーマン








百合根
夏は百合根、冬はくわい。私の好きな天ぷらネタ。






琵琶湖の子持ち鮎










「あら、もう銀杏が出ているのねぇ。それにしても大きいわ。」
「ふ~ん、夏は百合根ねぇ。お前は何でも知ってるねぇ。ほくほくでうまい。」
「あたし、鮎ってもっと大きいのしか知らないわ。ねえ、お父さん。」
「子持ち鮎なんて、初物だよ。」

<つづく>

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by oishiimogumogu | 2010-09-29 18:41 | 旨い店

人生の初物 その2


 さて、その専属運転手の運転する車は第三京浜に乗ると、ようやく思い通りに走れるようになった。どうやら混雑は、都内だけのことのようだ。お陰でそれ程遅れることなく店に到着した。
 この日も、店の前の駐車場は、あと一台のスペースを残して、いっぱいだ。お店の中も、グループやカップルなどで、満席だった。車のナンバーから察するに、殆ど遠方からの客のようだ。いい店は見逃されることはないのだ。
 
 我々は、カウンターに案内された。天ぷらは、実は私の大好物でもある。朝食抜きで運転する身としては、ガンガン食べまくりたい。しかし、その反対に年寄り達の胃袋スペースは、たかが知れている。とは云うものの、紛いなりにも誕生日の祝いの膳なのだから、少しは珍しいものや高級なネタも食べさせたい。予約の際、そういう我儘な相談もさせていただいた。有り難いことに「では、うまく見繕いますから、お任せ下さい。」と、いうことだった。

f0238572_15403580.jpg                   巻き海老とその頭





 
               

                            真櫨







                       雲丹の磯部








 ノンアルコールビールで、まずは乾杯。ほどなくして、山盛り大根降ろしとレモン。引き続き、お通しが運ばれてくる。
「松茸のムースと、だだ茶豆のお豆腐でございます。」
「へえぇ。珍しいわね。」「旨いねぇ。コレ。」
「え、これは巻き海老と云うの?お父さん、これなら尻尾まで食べられるわよ。」
「これは、大葉の中に何が入っているの?里芋?へぇ~」
「この椎茸は、随分肉厚だね。プリプリしてる。」
「櫨って、上品なお味ねぇ。季節のものよねぇ。」
「この雲丹は旨い。こんなのは初めて食べた。初物だよ。」
 こんな会話をしながら、お年寄り達は、主人が揚げる天ぷらを楽しそうに味わっている。

<つづく>

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by oishiimogumogu | 2010-09-29 16:16 | 旨い店

人生の初物 その1

 つい先日、実の(と、私は周囲より聞かされて育った)父親が、81歳の誕生日を迎えた。誕生日のことなどすっかり忘れていたのだが、「お父さんの誕生祝いをやろうと思うのよ。私が出すから、アンタ、何処か連れて行きなさい。」と、父より8歳年下の母親(こちらは「お前のような子を産んだ覚えはない!」と、散々言い続けていた)が、知らせてよこした。

 母の魂胆は見え透いている。父の誕生日に託けて、自分が旨いものを食べたいのだ。

 「お父さんは、ナイフとフォークは苦手だから、和食がいいと思うのよねぇ。そうなると、やっぱりお鮨かしら・・・。でも、お鮨はついこの間に行ったばかりだわ。かと言って会席みたいのじゃ、ちょっとお父さんには勿体ないわね。ああいうのはお友達と行った方が、楽しいのよ。・・・何がいいかしら。」と、受話器の向こうで好き放題なことを言っている。案の定、父の意向は初めから含まれていない。 
 しかし、本人は、全くそのことに気付いておらず「お父さんの為」と、信じて疑わない。こういうときの母には、あまり逆らわない方が得策だ。第一、財務大臣なのだから機嫌よくあってもらわねばならない。私だって、タダで旨いものにありつくために、そのくらいの機転は働かせているのだ。
 それに父に聞いたところで「お母さんが、それでいいのなら・・・」と、ふがいない返事が返ってくることも、想像の範囲を超えることはない。つまり聞くだけ野暮なのだ。
 
 なんだかんだ言いながら、母は車で湘南に行きたいらしかった。しらす、鰯、松輪鯖、金目、真蛸・・・と、四季折々事あるごとに連れて行っていたので、味をしめている。それで、私に白羽の矢を立ててきたのだ。
 「天ぷらはどう?」そう聞くと、二つ返事でOKを出した。「天ぷらは、家でやっても大したものは出来ないからね。お父さんも喜ぶわ。」喜んでいるのは、アンタでしょうが・・・
 と、云う訳で、先日ブロ友のhachiyamateiさんに教えていただいた『江戸前天ぷら 葉むら』に予約を入れた。
 

 親父は日頃の行いが悪いのか、前の日から降り続けている雨が、なかなか止まない。止まないどころか、どんどん酷くなる。道路は冠水。ワイパーはフル回転。開かない踏切。渋滞・・・
 運転手の苦労もよそに後部座席では「凄い雨だね~」「ゲリラなのよ。」「前に、ここのデニーズに来たぢゃないか。」「違うわよ。あれはもっとあっちの方よ。」という会話が繰り広げられている。
 父も母も自分達が今どこを走っているのか、あまり分かっていない。家の前まで迎えに来てもらい、店の前で降ろしてもらう。そして、また家の前まで連れて行って貰うのだから、どこをどう走っていようと、大して気にしていなくても済むのだろう。呑気なものだが、彼らにしてみれば自分らの老後の為に、大枚を叩いて子供達に自動車免許を取らせたのだ。こんな時は、電話一本で呼びつけられる専属運転手でも抱えている気分でいるのだろう。
 
f0238572_1053516.jpg最初に、お通し。
松茸のムースとだだ茶豆豆腐。








里芋の大葉包み







椎茸に蝦しんじょう

 






<つづく>

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by oishiimogumogu | 2010-09-29 11:35 | 旨い店

牡蠣の塩辛


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 実は、牡蠣の塩辛を作っている。昨年の12月、地御前(広島)の川崎水産のオリジナルブランド『健牡蠣』を取り寄せて、フランス産のゲランドの塩に埋め込んだ。塩辛はそれで出来るが、2年かかる。12月になったら、はちみつを加えて塩を足す。それから更に1年寝かせてようやく食べられるのだ。
 まだまだ先の話だが、そのとき呑む日本酒を考えるのが今からちょっと楽しみだ。


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by oishiimogumogu | 2010-09-27 22:24 | 日々の食卓

キムチ雑炊

 雨はそれほど嫌いではないけれど、一日中降っていられると飽きてくる。なのに、それでも足りないらしくて、明日も雨だそうだ。車で出かけなければならないのに、と思うとちょっと憂鬱だ。
 
 仕事の合間にAmazonから届いたばかりのBON JOVIのLive DVDを見る。何といっても年を取らないバンドだ。11月には東京ドーム公演もある。ドームに行かない代わりに、DVDを買った。照明を落として、チューナーをホールコンサートモードにする。4本のスピーカーのバランスがいい位置に座って、マグカップ片手にジョンの声に聞き入る。まだ仕事が残っているから、アルコールに手を付けるわけにはいかないのが残念。

 一日中ずっと座っていて、たいして動かなくても、なんだか空腹めいた感覚に苛まれる。その感覚を騙し騙し背後に追いやって、なんとか仕事を終わらせた。
 こういうとき、(仕事を終わらせて)軽く脱力するせいか、なんだか分からないが、空腹なのに食べる意欲が湧かない。おかしなことだが、食べる意欲がないのに、ずっと食べ物の事を考え続ける間抜けな状況に陥る。自分の事なのに自分でもさっぱり分からない。まるでスパイラルラビリンスだ。
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 やっと、土鍋に残っていたスンドゥブスープの事を思い出した。これでようやく迷宮から脱出できる。このスープに水と、粉だしを少し加えて、沸騰したら米を洗わずにひと掴み放り込む。後はゴムベラでぐるぐるかき回していれば、雑炊になる。米が柔らかくなったら、溶き卵を入れ、葱を散らして出来上りだ。残り物のスープには、生ハムの皮やら、豚肉やら、キムチやらのエキスが詰まっている。米がそのエキスを吸って、スープの辛みを卵がコーティング。小葱がアクセントだ。
 外気温18℃。10月下旬の気候だそうだ。そうは云っても、まだストーブの準備などしてない。今日は雑炊が温めてくれた。
   



VON JOVI museum
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by oishiimogumogu | 2010-09-27 22:02 | 日々の食卓

鍋ぢゃ

 夕方から、雨が降り始めた。今の時間、外気温は18℃だ。しとしとと降り続く雨の音を聞きながら、腕に鳥肌ができているのに気づき、慌てて長袖を引っ張り出した。暑くて死にそうだった日々からまだ3~4日しか経っていないのに、もう忘れかけてる。
 季節の認識とか、温度差の認識のような理屈ではなく、身体はもう冬支度の一歩を踏み出しているのかもしれない。アイスクリームを買いに行って、戻って見ると栗蒸羊羹になっていた。アタマで考えたのは、アイスクリーム。カラダが欲したのは栗蒸羊羹と云うことのようだ。

 夕食は、スンドゥブ鍋になった。気候のせいである。生ハムスープを解凍して、土鍋に放り込み、キムチで真っ赤になったスープに、後追いでキャベツ、小葱、白葱、しめじ、厚揚げ、豚ロースを煮込んで食べた。胡麻をたっぷり炒って、擂鉢であたる。それを鍋の薬味とするちゃんこスタイルが今は気に入っている。
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 熱々で、猫舌には堪えるが、極めて旨いスープになっている。具を全部さらった後は、ちゃんぽん麺でも煮込んでみようか。ピリピリとくる辛さに刺激されて、額に汗をしながら鍋をつつく。当然ビールも進む。やっぱり、鍋はいい。f0238572_23275469.jpg
 そろそろ秋の夜長の季節がはじまったようだ。食後のデザートは・・・さっぱりとサイドカー。唯一私がレシピなしで作れるカクテル。但し、今夜はライムの代わりに、酢橘を絞った。
 


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by oishiimogumogu | 2010-09-26 23:34 | 日々の食卓

かなり美味しいパスタ

 朝からWOWOWのポール・マッカートニーのライブ・イン・ニューヨーク2009/7にかじりついていた。ポール、67歳のステージだ。それも凄いことだが、もっと凄いのは、あのビートルズの曲をオリジナル演奏できる世界で唯一の存在だということだ。厳密に言うとリンゴもいるけれど、作曲した曲数からいうと、ポールと言っても過言ではないと思う。
 ポールが歌う曲のバックは無論ビートルズではない。だが、自分の曲を演奏しているのだから、カヴァーバージョンではないし、オリジナルなのだ。そんな訳のわからない想いで、いつまでも色あせないビートルズナンバーを聞きながら、番組が終わったら食べるパスタのレシピを考えていた。

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 チャーハンとパスタ、うどん、蕎麦、ラーメン、干物定食・・・どれにしようか。昨日はラーメン。チャーハンも最近食べた。うどんも悪くないが、心は少しイタリアン気味だから、パスタにするか。それもたまにはショートパスタにしてみよう。
 冷蔵庫を覗きに行くと、トマトソースとジェノベーゼの瓶が並んで立っている。その下の段に、そろそろ賞味期限切れの生クリームのパックがあった。今日にでも使っちゃわないと、ゴミになるな・・・
 生クリームとトマトソースとジェノベーゼ、他にアンチョビもオリーブもあるけれど、あまり手をかけないでシンプルにいきたい。じゃ、海老でも買うか。近所のスーパーでご奉仕品の刺身用甘エビを1パック買ってきた。¥298だった。


f0238572_1543510.jpg甘エビは、尻尾を取り除いて、白ワインを振っておく。











f0238572_157365.jpgフライパンにオリーブオイル少々を熱し、甘エビを入れて塩・胡椒を振り炒める。











f0238572_15103945.jpg甘エビに火が通ってくるりと丸まったら、大匙2のトマトソースと小匙1のジェノベーゼを加えてさらに炒める。











f0238572_15145293.jpgさらに、生クリームを大匙1.5加える。












f0238572_15181194.jpg茹であがったペンネを湯切りして、投入。ソースとあえる。
皿に盛ったら、乾燥したバジルの葉をちぎってトッピング。勿論、フレッシュバジルでも、ドライバジルでもOK。
仕上げにEXヴァージンオリーブオイルを軽く回しかて出来上り。



 


 思いつきで作った割に、「おっ、こいつは旨い!」と、思った。
 トマトソースは、生クリームと合わせると、コクがでてトマトの酸味が和らぐ。ジェノベーゼを少し加えると、バジルの爽やか風味で、味がぼやけない。ソースがまろやかだしペンネの形状と歯ごたえなら、海老か蟹が合うのではないか・・・なんとなく、そう考えたのだ。たまに失敗もする思い付きレシピだが、今日のところはかなりうまくいった。
 人に食べさせても、こんなに簡単に作ったことは、なかなか見抜けないに違いない。




I love Paul
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by oishiimogumogu | 2010-09-26 15:53 | 日々の食卓

普通のご飯

 柔らかい光とともに吹いてきた風を全身に受けて「pure wind」を感じた。
 透明度の高い空気をつくってくれたからだ。
 今日季節が生き生きと衣を替えた。
 それをささやかに祝おうと思った。
 瑞々しい太陽光線に包まれるクリスタルワイングラスに注がれたシャブリ。
 ペインティングナイフでこそいだロックフォール。
 風が運んできた最高のテイスティング。
 これでいいのだ・・・!
 

 あんまり風が気持ちいいので、冷蔵庫にあったシャブリを開けた。Taillevent(タイユヴァン)セレクションのお手頃ワインだ。運のいいことにロックフォールもあった。少しだけフランスのイメージを演出したくてペインテイングナイフでこそげ取って、そのまま口に入れる。赤じゃなくても全く問題はない。寧ろこの風には、シャルドネのピュアな感じの方が合っている。
 BGMはBlowin' In the Wind by Bob Dylan。狭いベランダではあるが完璧だ。
 
 しかし・・・この一曲も終わらないうちに電話が入る、宅急便が来る、回覧板が回って来る、地デジのセールスまでが立て続けにやってくる。「完璧」は、いとも簡単に破壊された。「これでいいのだ・・・!」と、酔いしれていられたのは、ほんの10分足らず。一日は24時間もあるというのに・・・。これが現実なのだ。

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         お気に入りのラーメンどんぶり☆

 午前中、涼しかったので、なにか温かいものをと思って作ったキムチラーメン。丼にラーメン付属の味噌を生ハムスープで溶いて、茹でて湯切りしたラーメンを投入。キムチ、塩豚、キャベツ、万能ネギをごま油で炒め、ちょっとナンプラーを振りかけただけの具をのせて、薬味の白ネギをトッピング。これはちょっと、生ハムのスープに脱帽だった。なぜなら、麺も味噌スープもキムチの具も全部を包み込んで一体化させているからだ。鶏ガラや豚骨にはない持ち味だった。塩分を気にしないで済むのなら、スープを飲み干したいほど旨かった。  



BGMは、こちら
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by oishiimogumogu | 2010-09-25 22:42 | 日々の食卓


酒・食・器そして旅のたわごと・・・


by oishiimogumogu

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