2010年 09月 11日 ( 2 )

ニョッキをつくろう


f0238572_1645092.jpgじゃが芋をたくさん送ってもらった。
眺めていたら、おいしいニョッキを作りたくなった。
とりあえず、一人分。
但し、私の一人分は、ちょっとだけ多目。











☆材料は・・・
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中ぐらいのじゃが芋を1個。
それに薄力粉をじゃが芋の1.2倍の量。
イタリアの粉は、袋に書いてあるTYPE00で、日本の薄力粉と中力粉の間くらい。
普通には薄力粉でOK。

☆作り方は・・・
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このくらいの大きさに切って、蒸し器に入れる。
かなりやわらかくなるまで、蒸す。硬さは、竹串を通して確かめる。

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蒸しあがった、じゃが芋をボールに入れて、マッシャーで潰す。
塊を残さないように、少し念入りに。

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粉を加える。
最初はボソボソだが、お猪口一杯のソーダ水(または、水)を加えて我慢して捏ねていると、だんだんなめらかになる。
右の写真のようにボールを作る。
硬さは耳たぶより少し硬め。
硬さはソーダ水の量で調整する。

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ラップをかけて、30分寝かせる。
次に、スケッパーを使って、こんな風に8等分する。

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小さなボールは、こんな風に潰しながら、フォークを手前に引くと・・・
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かわいいニョッキが出来る。
なにも難しくないし、時間もかからない。
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沸騰したお湯に塩を入れ、ニョッキを茹でる。
くっつかないように少しかき混ぜる。
そのうちプカプカ浮いてくれば、茹であがり。
このまま食べても美味しい。
ほんのり塩味で、プリプリした歯ごたえ。
イタリアのすいとんだ。
もっとも、シンプルなソースは、EXバージンオリーブオイルと塩だ。
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たくさん作った時は、熱いうちにオリーブオイルを絡めて、荒熱が取れたら、パックして冷凍する。
使うときに、解凍してレンジで温めるか、もう一度茹でる。

今日は、トマトソース!
フライパンにオリーブオイルを入れ熱し、トマトソースを入れる。
パチパチ音がしてきたら、ニョッキを入れて炒める。
シンプルにこれで出来上り。
サイコーーー(^◇^)
f0238572_1727738.jpg
他には、バジルソース、ミートソースなど、大抵のパスタソースでOK。
ニョッキは市販品もあるけど、味は段違い。





by oishiimogumogu | 2010-09-11 17:33 | つくろうシリーズ

筆不精の報い

 日頃そうそう読書をする方ではないが、好きな作家は何人かいるし、新しい本が出たりメディアで取り上げらているのを発見すると、ちゃんとチェックしている。だけど、そんなレベルでは収まらない作家が一人だけいる。もう20年以上前からずっと崇拝している。筋金?入りのファンなのだ。
 ファンになる以前の著書から遡って、手にはいる本は手に入れて全部読んでいるし、ファンになってからは新しい本が出る度にちゃんと本屋に出向いてカバーをかけてもらっている。雑誌などに寄稿されている文章も大方読んでいると思う。
 私はこの方が書く文章が好きで好きでたまらない。食べること呑むこと、その為に無くてはならない食べる器と呑む器、それに関わる料理人や陶芸家、そういう人々を紡ぐように旅をする。その旅を独特の文章で表現され、私は読むたびに憧れ、その生き方に粋を感じる。とにかく、かっこいいのだ。
 旅先での食と人の縁、またご自身の恩師のことなどを多彩に綴った文章を、時には羨望を込めて、時にはわくわくしながら読んでいる。
 食べることと呑むこと、またそれを中心とした人との関わりを、いつもいつも参考にさせていただいているし、いつもいつも勉強させていただいている。勉強の成果が身に付いているかは自信のないところだが、人生の師だとも思っている。
 
 ところが、その大先生から先日全く思いもかけずにとても貴重なお酒をいただいてしまった。どういう経緯かはおいておくが、先生と近しい方と知り合いになり、その方が私がファンだということを知って、お願いしてくれたらしい。その方を介して、名前入りのサイン本までいただいた。
 これは、私には嬉しすぎる贈り物だ。本は即家宝にした。お酒は日本酒なので、本当は瓶のまま一生でもとっておきたいところだが、呑んで味わないと返って失礼にあたると考え、しかるべき日に開けるつもりでいる。勿論、入っていた紙袋から、包装紙、外箱まできちんと保管してある。
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 だが有頂天になってばかりはいられない。こういう場合、常識ある社会人として、襟を正してお礼を申し上げねばなるまい。これが困ったことなのだ。なにしろ普段の私は常識のない素浪人のようなもので、もう何年もまともな手紙を書くなど、とんと縁がなくなっている。
 だがしかし、著書の中でも先生自身、きちんとお礼状をだすことは当たり前の礼儀として書いておられる。おまけに、書の達人でもいらっしゃるのだ。何が何でも、直筆で礼状を書かねば失礼であろう。そう思った。

 最後に手書きの文章を書いたのはいつのことか、恐らく大学入試の時の小論文の試験だったように思う。芸術学科の学生には、卒論はない。でっかいダチョウのレリーフを提出して、辛うじて卒業させてもらった。在学中は作品さえ作っていればよかった。多分、文章作成の必要な講義は取らなかったのではあるまいか。
 それ以前も筆無精で、手紙などほとんど書かなかったし、大学を卒業して就職してからは、キーボードで文書作成するのが当たり前だった。ビジネス文書などは全部テンプレートが何とかしてくれる。たまにプライベートで手紙を書かなければいけなくても、ワープロで済ませてきた。本来、手書きが礼儀と知ってはいたが、特に叱る人もいなかった。それをいいことに1から10までワープロになり、逆にワープロが無いと何も書けないワープロ頭になってしまった。
 それにこの10年インターネット普及に伴い、電子メールや携帯メールが便利に使えるようになった。私の普段の人とのコミュニケーションは殆ど、メールの交換で成り立っている。そして職場でも、日常生活でペンを使うのはメモをとるとき以外、滅多になくなった。
 こんな私に、きちんとした大人の手紙を直筆で書くなど出来るのか。全く自信はないどころか、便せんに向かってもなにもまとまらず、書き損じの山が出来るだけなのは容易に想像がつく。それに大体、私は万年筆を持っていない。
 正直な話し、「先日いただいた、お酒と本のお礼を差し上げたく存じますが、その際ワープロで書かせていただいてもよろしいでしょうか。」とお伺いを立てたいくらいだった。
  
 それでも、尊敬する先生にお礼を申し上げたい一念で、便せんに向かった。サインペンをお許しいただけるだろうか不安だった。案の定書いては丸め丸めては書くと云う感じで、一向に前に進まない。気がつくと4時間が経過していた。頭の中にふと、「この度は、先生にお礼状を差し上げると云う栄誉を賜りましたが、醜文、汚筆故、返って失礼の極み、この栄誉を辞退させていただきたくお願い申し上げます。」という一文が頭を過った。それで済むなら、済ませたいと不届きなことも考えたが、師と仰ぐお方にそんなマネは出来ようはずもない。
 朝から机に座って、6時間七転八倒した挙句、汚い字の訳のわからない礼状が出来上がった。こんなにあがいたのに悲しいかな、出来上ったのは小学校2年生が書いた作文みたいだった。書きなおしたいが、もうこれ以上どうしていいのか分からない。
 出すか出さないか考えあぐね、出さないのは失礼。出しても失礼であるならば、「ありがとうございました」だけでも伝わればと思い、お出しした次第だ。どうかどうかお怒りになりませんようにと、祈るような気持ちで・・・

 先生を師だと公言した割に、御礼状一つまともに書けない自分が心底情けなかった。だがワープロ頭を今さら直筆頭に直せる自信もない。それでも何もしない訳にいかないから、実家の父の抽斗から、万年筆を1本失敬した。これで、少し字の練習でもしようと考えている。


 
 
 
by oishiimogumogu | 2010-09-11 14:59 | その他


酒・食・器そして旅のたわごと・・・


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